会社概要

spp-pumps

SPP Pumps社は、遠心力ポンプや遠心分離機のメーカーであり、130年を超える歴史を誇ります。同社の製品は、建設、防火、採掘、石油/ガス、発電、水処理など幅広い業界で活用されています。ポンプ製品は非常に厳しい要件を満たす必要があり、世界中の厳しく過酷な環境で使用されています。

基本データ

会社名:
SPP Pumps

業種:
製造および産業サービス

規模:
従業員数501~1,000人

本社:
リーディング(英国)

Webサイト:
http://www.spppumps.com

「ServiceMaxでクラウドへと移行した結果、請求サイクルの短縮、スタッフのモチベーション向上、新たなフィールドサービス・ビジネスの開拓など、さまざまな成果をあげることができました。」

Damian Hudson氏
IT部門責任者

SPP Pumps Final Cut

課題

SPP Pumps社の技術者は、世界中の顧客をサポートしています。ところが、プロセスが紙ベースであったため、顧客からのサービス依頼に迅速かつ適切に対応できず、大きな課題になっていました。紙のフォームに記入してオフィスにFAX送信するというこのプロセスは、時間がかかるだけでなく、ミスも起こりがちでした。

また、SPP Pumps社のサプライチェーンと営業チーム/技術者は連携できず、コミュニケーションも非常に非効率でした。その結果、技術者が必要な部品を持たずに現場に派遣されるケースや、営業チームがビジネスチャンスを逃すケースが多々あったのです。

解決策

SPP Pumps社は、ServiceMaxと自社のERPシステム(SAP)の統合を決定しました。Hudson氏は次のように語ります。「ServiceMaxの特長の1つは、開発に時間がかからない点です。統合作業は1週間で完了しました。」

現在では、誰もがServiceMaxを使ってスケジュール管理や作業指示管理機能を活用しています。技術者が12万を超える部品の在庫から必要な部品を注文すると、それが作業指示へとリンクされ、顧客の製品/サービスのあらゆる情報が表示されます。

成果

フィールドサービス部門とバックオフィス管理部門が連携し、顧客エンゲージメントを一元化することで、顧客の状況を詳細に把握できるようになりました。顧客からの問い合わせにもすぐに対応できるので、顧客満足度も向上しています。

また、請求書のスピーディーな配信も顧客に好評です。SPP Pumps社は、サービス実施後わずか1日で請求書を送付しています。請求サイクルは97%も短縮されており、ビジネス全体のキャッシュフローの改善にも役立っています。

Hudson氏はこのようにコメントしています。「最新のシステムを導入することで、迅速な顧客対応が可能になりました。これは、サービス契約や製品の販売など、他の部門のビジネスチャンスにもつながっています。」