プレスリリース

凸版印刷との販売代理店契約を締結

凸版印刷は、製品の保守メンテナンスや店頭サンプリングなどの フィールド業務を支援するクラウドサービス「サービスマックス」の販売を開始します。


凸版印刷、製品の保守メンテナンスや店頭サンプリングなどの
フィールド業務を支援するクラウドサービスの販売を開始
~米国サービスマックス社の日本市場進出を支援、販売代理店契約を締結~

サービスマックス(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、CEO:David Yarnold、以下 サービスマックス社)は、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と日本国内における販売代理店契約を締結。同社のフィールド業務支援クラウドサービス「ServiceMax(サービスマックス)」の日本国内への販売を2015年10月より開始します。

サービスマックス社は、フィールド業務の最適化・高度化を支援するフィールドサービス管理ソフトウェア市場における世界的リーダー企業です。同社が提供する「ServiceMax」は、米国および欧州の400社以上、約2,000万ユーザーに利用されており(※1)、クラウドプラットフォーム「Salesforce」上で稼動する、フィールド業務支援のためのアプリケーションです。具体的には、顧客や契約状況、設置機器の管理から作業指示や部品管理、スケジュール管理や履歴データの分析など、一連のフィールド業務を可視化できます。また、スマートフォンやタブレットとの連携により、作業報告や見積、顧客検収のデジタル化も可能です。サービスマックス社が本製品の日本市場向けサービスを開始するにあたり、凸版印刷は2014年より、日本での市場環境調査や日本市場向けの製品カスタマイズなどにおいて、サービスマックス社を全面的に支援。今回の日本国内での製品販売を実現しました。

凸版印刷における「ServiceMax」発売の背景
機器製造や、それに関連する保守/現調サービス会社における設置・点検・保守作業はもちろん、医療機器や運輸、通信/公共/セキュリティ、飲料/外食、ビル管理などさまざまな分野のフィールド業務において、タイムリーで無駄のない、効率的な管理・運用が求められています。サービスマックス社は「ServiceMax」を通じ、欧米の多数の顧客に向けて、リアルタイムでのフィールドエンジニア管理や部品調達、作業進捗管理などをクラウドで提供するフィールド業務支援サービスを展開してきました。凸版印刷はこれまで、キャンペーン事務局やコールセンター業務、個人情報管理業務など各種BPO(Business Process Outsourcing)サービスを積極的に展開。自治体や企業などで多くの導入実績があります。今回、サービスマックス社が持つICT技術を核とするクラウドサービスを自社のラインアップとして追加することによりBPO事業を強化。トッパングループ全体で、BPO事業のさらなる拡大を目指します。

「ServiceMax」の特長
・フィールド業務に関する人やモノを一元化
フィールド業務に関するスタッフ管理や部品管理、移動のための車両管理はもちろん、スタッフからの進捗報告、請求業務の効率化などを一元管理できます。

・フィールド業務特化型サービスならではの高いユーザビリティ
業務フロー全般を可視化できる管理者画面や、現場スタッフが直感的に操作できるモバイル画面など、フィールド業務に特化したサービスならではの高いユーザビリティ性を保持しています。

 ・早期導入が可能
特化型クラウドサービスのため導入負荷を軽減、平均12週間での導入が可能です。また、1ライセンスからでも利用可能なため、テスト導入にも最適です。

 ・複数OSのモバイルに対応
iPad/iPhone/Android/Windowsのすべてに対応したネイティブ・アプリが利用できるため、既存のシステムを活用した導入はもちろん、オフライン対応も可能です。

 ・堅牢なセキュリティ
「Salesforce」のプラットフォームで運用するため、ISO27001やSAS70 Type2などの高セキュリティ環境や、システム稼働予定に対し99.9%の高稼働率でのサービス提供を実現します。

 ・IoT技術を連携させた新しいサービスも展開予定
サービスマックス社とIoT技術のパイオニアであるPTC社が2015年に戦略的パートナーシップを締結したことにより、今後、IoT技術を連携させた新しいフィールドサービスの提供を開始する予定です。

今後の目標
凸版印刷は2015年10月初旬より、テクノ・トッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:池内秀行)のメンテナンス業務において本製品を順次導入します。同時に機器の販売や保守メンテナンス業務を行うお客様に向けてトータルソリューションの提供を開始します。
凸版印刷は「ServiceMax」と自社サービスを融合させた新しいフィールド業務支援サービスを拡販、2018年度に関連受注を含め約30億円の売上を目指します。

サービスマックス CEO デービッド・ヤーノルドのコメント
「当社は凸版印刷との提携を皆さんに発表できることを非常にうれしく思っています。トッパンは、サービスマックスの日本における販売代理店だけではなく、イノベーションにおけるパートナーです。2015年10月の国内での販売開始が成功するために、トッパンと当社は非常に緊密に連携しています。当社は、トッパンに大いに貢献していただいていますので、両社の日本における顧客のフィールド業務部門に対して価値の極めて高い、新しいサービスを提供できると確信しています。」
 
※1 2015年8月現在。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
 

 

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